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【ネタバレあり】『天気の子』感想と考察

『天気の子』を遅まきながら、観てきました。

正直、「面白くないな〜。だれてきたな…」と夏美さんがカブで爆走するまで、冗長で失敗だなと思いました。

しかし、このツイートを見ていて、普段は映画を観に行きませんが、妹と夫に誘われ観たかいがありましたと一気に感想が反転。

「あんな曲芸したい!バイクカッコいい!」と失われた情熱を取り戻しました。

新海誠監督の映画は『秒速5センチメートル』や『君の名は』で度々ホンダのスーパーカブが描かれており、ホンダ公式の出演です。(Honda cub winter.pdfインタビュー記事)

色々な面から、世界の新海誠です。

インドでも同時公開という贅沢な流れでです。

今年は異常な雨続きの梅雨であったため、タイミングの良すぎる時期に公開している『天気の子』は、観て良かったと言える映画でした。

神宮外苑の花火が前日にあったことも映画に描写があり、思い出深い映画と年になりそうです。

考察

須賀さんの妻が天気の子で人柱として喘息持ちの娘のために亡くなったという説がバズっているのですが、私は深読みしすぎだと思いました。

  • 「俺は天気が1人のおかげで治るなら、ありがたいけどな」というセリフが人柱について教えた陽菜に夏美さんが教えたことに返答していた
  • 娘の喘息が晴れていたら、よくなるくらいの理由で命を犠牲にする必要性を感じない

今も妻の死を引きずっている須賀さんが「1人が死ねばその他大勢が助かる」ことを軽々しく言葉にすることはないと思いました。

さらに、娘の喘息だけのために人柱になるかということは非常に理由として弱いと思いました。

夫の喫煙を止めることから、力を入れるだろうと思います。

主人公の帆高と似ている須賀さんという大人の描かれ方の対比としての、執拗な指輪などの描写であったのではないかと思います。

『君の名は』とのリンク

瀧くん、三葉が劇中に1度ずつ登場します。

指輪を買ったMokaの販売員さんが三葉、晴れ女の依頼を受けた老婆の家にいるのが、瀧くんです。

しかし、厳密にはWikipedia天気の子ページ曰く、話の齟齬があるそうです。

君の名はで描かれた年月日と東京の水没した景色が一致していないそうです。

聖地

聖地がたくさんありすぎて東京住みのための映画だと思いました。

ちらりと映る品川駅の通勤軍隊が見られる通路での、ディスプレイに写される天気予報はちょうど帰りに品川駅を久し振りに使ったため、「まさに!」で面白かったてです。

また、池袋でお気に入りのラシーヌがある南池袋公園がちらりと映ったりと、映画を観た個人の思い入れのある場面がたくさん描かれているような思いました。

『天気の子』新海誠監督に、読者の疑問をぶつけてきた!野田洋次郎への愛の告白(!?)から、夏美の就職先まで一挙に解答!で回答しているように、「あの頃の東京」という今の東京の姿を写し取る意思を感じました。

個人的には田舎出身のため、『君の名は』に出てくるクレーターでできた湖の描写の方が、自然の中にある幻想的な風景を感じて好きです。

愛車がカブだけどスーパカブでないので、聖地巡礼をバイクでできなくて、残念です。

カブで写真撮りたかった…

感想

『君の名は』に続き、ボーイ・ミーツ・ガールの少年が少女に出会って恋をするという形がとられていて、男性監督の物語だと思いました。

小さな描写ですが、例えば夫が共感していたのは陽菜がラブホテルでバスローブにお風呂から上がってきたときに、くんかくんかと匂いを嗅いでいる描写があり、「女の人いい匂いがするから、分かる!」と言っていました。

男性視点の話が進んでおり、共感する場面がなかなかなかったです。

観劇後は夫と「夏休み感がすごいよね〜」と言い合い、久しぶりに台風前のおかげで暑さが和らぎ、夏の清涼感がある中、帰路に着きました。

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