「好きなことで生きる」は昨今YouTubeのCMから流行りの大きな潮流だ。
好きなことだけでは生きていけない、好きを実行し続けるためには並みならぬ努力が文脈には一切書かれていない。
初のメンタリストDaiGoさんの書籍だったため、非常に面白く、ほぼ全部のページに印をつけた。
こんな人が読むとおススメ
・最近のビジネス書で一般的な考えや先行研究を広く浅く知りたい人
・好きなことでお金を稼ぎいたいと思っている人
・自分の仕事上でのバイアスを取り除いて楽しく生きたい人

「好き」を「お金」に変える心理学posted with ヨメレバメンタリストDaigo PHP研究所 2019年03月28日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle図書館
総評
近年のメインストリームを占めている行動経済学の「好きなっことで生きていく」について、読みやすくまとめている入門書としては非常に面白かった。
「ただのキュレーションの本で一貫した考えがDaiGoにはない」と叩かれていた。
私の考えでは学術分野の平易な言葉での焼き直しは入門者には必要である。
真偽のほどを確かめ、身に付けるのは、どんな本も本人の責務だ。
覚えておきたい内容
イースタリンの逆説
アメリカの経済学者が唱えた年収700万円を超えるあたりから、年収と幸福度には相関関係がないという説。
よって、自分が好きなことについて知ることによって、幸福を定義し、日々の充足感を得られる。
以下、略。このような説明がなされているので、自分の言葉で語りたい。しかし、全てを覚えきれないので、ゆっくりと見直したい。
感想
DaiGoさんが流行っている理由が分かった本だった。
ビジネス書で浅く知識を得たい母数の多いビジネス書入門者には非常に分かりやすい本だった。
ここから、気になった考えがあれば、検索する言葉は与えられているので、Googleで検索すれば、名著に出会いやすいと思った。
DaiGoさんの本をもう2冊購入した。